④3分でわかる!法人成のタイミングとは?~使える経費範囲の観点から見る違い・まとめ~
みなさん、こんにちは!
株式会社NEW HORIZONのマキタです。
今回は、個人事業主から法人成するタイミングとは?の最終章
”使える経費範囲の観点から見る違いとまとめ”です。
いよいよ最終章!
サクっと3分で読める内容になっていますので、法人成のタイミングを考えながらぜひ読んでみてくださいね。
使える経費範囲の観点から見る違い
個人事業主と法人の4つ目の違いは、”使える経費範囲”です。
”法人の方が経費が得”だとなんとなく認識している方も多いのではないでしょうか。
では、個人事業主では経費にできなくて、法人になって始めて経費にできるものは何でしょうか?
法人では、個人事業主が経費にできる範囲に加え、給与や賞与・住居などの費用も経費に計上できます。
え!給与が経費にできるってどういうこと!?とあまりピンとこないですよね。
個人事業主の場合は、”1人の人間”が事業主のため、”給与”という考え方がないんです。そのため、事業利益=収入=所得となり、そこから事業経費や個人出費の区別なく支払うことになります。
ですが、法人の場合は、”組織”が事業主のため、代表取締役や役員なども含め法人に所属する全ての人は、給与という形で収入が発生します。
では次に、住居が経費になるというのもどういうことでしょうか?
そう、これはいわゆる”社宅”という経費計上のしかたです。
事業利益ー経費(給与や社宅など)=法人の所得となるため、同じ金額を売り上げていたとしても、個人事業主と違って法人税を調整しやすいというわけです。
https://www.smile-works.co.jp/column/kaikei_column/499
経費が巷でいう”節税”のポイントとなるということです!
まとめ
いかがでしたか?
この4つの財務観点の違いから、自身の売上や売上見込みまたそれに係る従業員の雇い入れの事業計画を考慮し、法人成をするかしないか・また、法人成するタイミングを決めることがベストと言えます。
もし、このブログを読んだ上でも自身の法人成のタイミングが決まらない・・・という方は、ご相談や質問等あればお気軽にお問い合わせくださいね。
では、また次回お会いしましょう!
みなさんGOOD LUCK!